雇用形態と有業者数

人口に占める各雇用形態の方の割合をグラフに示しています。
現役世代の男性では、正規の職員・従業員として働いている方が7割程度を占めています。女性では、正規の職員・従業員と同等に、パートとして働いている方が多く、45~49歳の年齢層(「平成24年就業構造基本調査」実施当時)では人口の30%がパートとして働いています。

雇用形態と人口 男 雇用形態と人口 女

「平成24年就業構造基本調査結果」(総務省統計局)を加工して作成
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/

60~64歳の年齢層をピークとして、年齢が増すにつれ自営業の方が増え、その後また減っていくという様子が見られます。
無業者(無職)の方の割合は、男性の現役世代では人口の1割弱となりますが、女性の現役世代では無業者の方が人口の3割程度を占めています。

下図では45~49歳の男女の雇用形態の分布を円グラフとして示しています。男性では人口の7割の方が正規の職員・従業員として働いており、割合としては最大です。45~49歳の男性では無業者の方の割合は7%です。一方、女性ではパートとして働いている方が最大の割合を占めており、人口の30%います。正規の職員・従業員として働いている方は27%であり、また無業者の方も25%います。

人口に占める各雇用形態の方の割合 45~49歳 男 人口に占める各雇用形態の方の割合 45~49歳 女

「平成24年就業構造基本調査結果」(総務省統計局)を加工して作成
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/

無業者の男女比を取ると興味深いことがわかります。無業者に占める男性の割合は、現役世代である50代までは少なくなっていく傾向が見られますが、その後60代前半になるとまた高くなり、70代後半になると今度はまた減っていきます。60代前半に見られる無業者の男性の増加は定年退職によるもの、そして70代後半に見られる減少は、男性が女性より早く亡くなる傾向があるためと思われます。

有業者、無業者に占める男性の割合

「平成24年就業構造基本調査結果」(総務省統計局)を加工して作成
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/

各年齢層の詳細なデータ

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