転職した人の離職期間の統計データ

転職者の離職期間の統計分布が厚生労働省から公開されています。このページでは、業界別・年齢別・男女別に統計分布を示しています。
転職者の中で最も多い離職期間は「15日未満」であり、47.2%の方が退職後2週間以内に次の会社へ入社しています。75%の方が「3か月未満」と回答しており、1年以上離職期間を空ける方は転職者全体の5%程度です。

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下に転職者の離職期間の分布を男女別に円グラフで示しています。全業界、全年齢で和を取った統計となります。

転職者の離職期間 男 転職者の離職期間 女

「2015年雇用動向調査」(厚生労働省)を加工して作成

転職する場合、前の会社を退職した後、次の会社に入社するまでの期間が離職期間ですが、退職日前に前の会社の余った有休休暇を使う方がほとんどです。離職期間を作ると少なくとも一つ厄介なことがあり、それが離職期間中の健康保険への加入状態です。前の会社の健康保険を任意継続という形で退職後もしばらく加入するという方法、国民健康保険に加入するという方法が考えられますが、理想的には離職期間を空けずに次の会社に入社し、面倒な健康保険の切り替えの手続きをなくすという方が効率的です(決して健康保険に入っていない状態を作ってはなりません。重度の障害を負うような病気やケガをした場合、悪い状況となります)。職場には最終出社日を周知しておいて、最後の出社後の有給休暇で転職に関連する引っ越しなどの作業を行い、退職日の翌日に次の会社へ入社する、という方法が理想でしょう。

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年齢、業界、性別による離職期間の分布の違い

下のボタン群で年齢、業界、性別を選択すると、選んだ年齢・業界・性別における転職者の離職期間の分布が円グラフとして表示されます。デフォルトでは全年齢層、産業計、男女計が選択・表示されています。

年齢
業界
性別 男女計

業界分野別・年齢別・男女別の転職者の離職期間

「2015年雇用動向調査」(厚生労働省)を加工して作成

上のパネルの操作を行うと、年齢、業界、性別により離職期間の分布は大きく異なっているという様子が観察できます。

「教育,学習支援業」では離職期間が15日未満であった転職者が他の業界に比べ特に多く、30~34歳男性では87%の方が退職後2週間以内に次の会社へ入社しています。全業界平均では、30~34歳男性の離職期間は52.5%です。
逆に「建設業」では、30~34歳男性の転職者のうち1か月以上の離職期間を空けた方が60%程度いるという結果となっており、業界によって全く異なる分布が示されています。

業界を「情報通信業」、性別を「男」に固定して年齢を変化させてみると、離職期間が15日未満であった方の割合が、年齢が高くなるにつれて多くなるという傾向を観察できます。「情報通信業」「男」では、離職期間が15日未満であった方の割合は、25~29歳では54.9%ですが、45~49歳では92.7%となります。
性別によっても全く分布は異なり、「25~29歳、情報通信業、男」では、離職期間が1か月以上あった方は30%程度ですが、これが女性になると80%程度という数字になります。

  1. 関連リンク
    1. 転職した人の退職理由の統計データ
    2. 転職した人の入職経路の統計データ
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