普通車が多い/少ない都道府県ランキング
このページでは、各都道府県内の全乗用車保有台数に占める普通車の割合をランキングにして示しています
(一社)自動車工業会(JAMA)が公開する自動車統計月報 2018年4月号によると、日本国内には自家用・営業用を含めて6186万5030台の乗用車が保有されており、そのうち30.4%にあたる1883万6632台が普通車となっています。各都道府県でその割合は異なり、首都圏・中京圏・近畿圏という三大都市圏で普通車の割合が高く、東北、中国、四国、九州地方でその割合が低いという傾向が見られます。
各都道府県における普通車の割合
普通車の割合が最も高い都道府県は東京都であり、その割合は48.1%です。2位神奈川、3位愛知、4位大阪という順位となっており、都市部で普通車の割合が高いという傾向が観察できます。
一方で普通車の割合が最も低い都道府県は沖縄県であり、その割合は16.5%です。実に割合にして東京都に比べ3倍の差があります。46位は鹿児島、45位は長崎と、島嶼の多い地域で普通車の割合が低い傾向が見られます。
ランキング表中の都道府県名をクリックすると、その都道府県における乗用車種別の割合の詳細な情報が表示されます。
下の地図は、各都道府県における全乗用車保有台数に占める普通車の割合を色で示したものです。
「自動車統計月報 2018年4月号」(一社)自動車工業会
「地球地図日本」(国土地理院)を加工して作成
(http://www.gsi.go.jp/kankyochiri/gm_jpn.html)
乗用車の種別
自動車工業会が発行する自動車統計月報の中では、乗用車は3つの種別、即ち普通車、小型四輪車(コンパクトカー)、軽四輪車(軽自動車)に分けられています。道路運送車両法施行規則別表第一(第二条関係)に自動車の種別の記載があり、次のように定められています。
普通車:
小型自動車、軽自動車、大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外の自動車
小型四輪車:
四輪以上の自動車及び被牽引自動車で自動車の大きさが下欄に該当するもののうち軽自動車、大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外のもの(内燃機関を原動機とする自動車にあつては、その総排気量が二・〇〇リットル以下のものに限る。)
長さ:4.70m以下、幅:1.70m以下、高さ:2.00m以下
軽四輪車:
二輪自動車(側車付二輪自動車を含む。)以外の自動車及び被けん引自動車で自動車の大きさが下欄に該当するもののうち大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外のもの(内燃機関を原動機とする自動車にあつては、その総排気量が〇・六六〇リットル以下のものに限る。)
長さ:3.40m以下、幅:1.48m以下、高さ:2.00m以下