結婚から出産までの間隔の統計データ
夫婦が結婚してから第1子を出産するまでの期間を調査した統計データが政府より公開されています。 このページでは、出生動向基本調査の結果に基づき、結婚から第1子出生、第1子出生から第2子出生、第2子出生から第3子出生までの間隔のデータを示します。
下図は、統計調査の対象となった夫婦を結婚から第1子出生までの間隔で分類し円グラフとした結果です。子どもを1人以上出産した夫婦を母集団としています。
結果を見ると、結婚から1年半以内に第1子を出産する夫婦が母集団全体の51.9%を占めています。一方で結婚から3年以上経ってから第1子を出産する夫婦は18.5%あり、
結婚から第1子出生までの間隔は多様であると言えます。
「第15回出生動向基本調査」(厚生労働省)を加工して作成
下図は、出生動向基本調査の夫婦の出生子ども数の項目で対象となった夫婦を出生子ども数で分類し円グラフとした結果です。 夫婦の子どもの数は2人の場合が最も割合が多く、44.1%を占めています。 次に子どもが1人の夫婦(25.0%)、そして3番目に子どもが3人の夫婦が続き(14.6%)、4番目が子どもがいない夫婦となります(13.1%)。
「第15回出生動向基本調査」(厚生労働省)を加工して作成
次に第2子を出産した夫婦を母数として、第1子出生から第2子出生までの間隔の割合を見てみましょう。
「第15回出生動向基本調査」(厚生労働省)を加工して作成
妊娠から出産までは40週間掛かると言われていますので、第1子出産後9ヶ月以内に第2子をもうけた夫婦の割合は少なくなっています。
期間を半年ごとに区切った場合、第1子出産後2年から2年半の間に第2子を出産する夫婦が最も割合が高くなっています(17.3%)。
次に第3子を出産した夫婦を母数として、第2子出生から第3子出生までの間隔の割合を見てみましょう。
「第15回出生動向基本調査」(厚生労働省)を加工して作成
第3子をもうけた夫婦の中では、第2子出生の場合と同じく、第2子出産後2年から2年半の間に第3子を出産する夫婦が最も割合が高くなっています(15.1%)。